町工場から
グローバルブランドへ
世界を席巻するAdmiralの軌跡
Admiralの前身であるクック&ハースト社が誕生したのは1903年のこと。当時は靴下やウール下着などを製造する小さな町工場だった。以来、100年以上の間、Admiralは「英国の魂」を宿した伝統あるスポーツブランドとして、世界の舞台で活躍を続けている。紡いできた歴史を、未来へとつなげていくために。
Admiralの軌跡を追ってみたい。
町工場から
グローバルブランドへ
世界を席巻するAdmiralの軌跡
Admiralの前身であるクック&ハースト社が誕生したのは1903年のこと。当時は靴下やウール下着などを製造する小さな町工場だった。以来、100年以上の間、Admiralは「英国の魂」を宿した伝統あるスポーツブランドとして、世界の舞台で活躍を続けている。紡いできた歴史を、未来へとつなげていくために。
Admiralの軌跡を追ってみたい。
黎明期から、英国を代表する
メーカーに成長するまで
クック&ハースト社創業から10年後の1914年、同社はさらに業務を拡大。工場を増設し、軍に収める下着などを製造するようになる。第一次世界大戦中には英国海軍にトレーニングウェアを納入。これがスポーツウェアブランドとしての最初の仕事となった。このころ、商号を「提督」を意味する「Admiral」に変更。1956年には軍服の袖章を模したロゴマークが登場した。
1960年代に入ると、Admiralは本格的にスポーツウェア市場に注力。サッカーウェア、ラグビーウェアを手掛けるようになる。
1965~66年シーズンには、サッカーイングランド代表の伝説的ゴールキーパー、ゴードン・バンクスがAdmiralのウェアを着用したことが話題になった。
1960年代に入ると、Admiralは本格的にスポーツウェア市場に注力。サッカーウェア、ラグビーウェアを手掛けるようになる。
国際大会で活躍を始め、
世界的な認知度も急上昇
1970年代に入ると、スポーツ界におけるAdmiralの存在感は勢いを増していく。ラグビーの選抜チームであるブリティッシュ&アイルランドライオンズを皮切りに、イングランドサッカー界の名門、リーズ・ユナイテッド、マンチェスター・ユナイテッド、そしてイングランド代表と、多くのスポーツチームがAdmiralを着用するようになる。
また、オランダの自転車チームTI-ローリー-クレダ、北米サッカーリーグのニューヨーク・コスモスといった海外のチームにもAdmiralが採用されていく。
1977年には、日本のキャピタル工業がAdmiralのライセンスを獲得。日本国内での販売を開始する。まだサッカーのプロリーグが存在しなかった時代ではあったが、高校の名門チームがAdmiralを着用したことで、認知度が高まっていった。
100周年を迎えたAdmiral
サポートアスリートも続々誕生
1992年、イングランドではサッカーのプレミアリーグが始まった。新しく組織された新世代のサッカーリーグにも、やはりAdmiralの姿はあった。前年にトップリーグを制したリーズ・ユナイテッドをはじめ、90年代を通じて5つのプロクラブにAdmiralのアイテムを提供。イングランドサッカーを大いに盛り上げることになる。2000年代に入ると、クリケット界でも躍動。2005年にはAdmiralを纏ったイングランド代表が、クリケットワールドカップを制するという大活躍を見せた。
2011年に豊田通商がライセンス権を取得し、日本での展開が一層勢いを増していく。そして2014年、Admiralはブランド設立100周年を迎えた。
お家芸のサッカーのみならず、ゴルフ、テニス、ジムウェアといったジャンルにも積極的に進出し、多数のプロ選手と契約を締結。各種目で存在感を示す。
未来に向けて再加速するAdmiral
2022年からは、サッカーJリーグ1部に返り咲いた名門、ジュビロ磐田とオフィシャルサプライヤー契約を締結。新たなAdmiral旋風を巻き起こしている。
1903年にイギリスの小さな町工場としてスタートしたAdmiralは、100年以上の時を経て世界に愛されるグローバルブランドへと成長した。国内外を問わず、Admiralを纏って躍動するトップアスリートやスポーツ愛好家は、これからも増え続けていくだろう。ただ、スポーツを愛する人々により良いプロダクトを提供するというプロジェクトに終わりはない。
日本のスポーツ界に刺激を与える存在となるために。
「Be Strong. Be Stylish」というコンセプトを掲げ、Admiralは未来に向けて進み続ける。